IIJmioのeSIMを「Pixel 4 XL」で使ってみた

IIJmioの公式ブログ「てくろぐ」(リンク)の11月1日付けの記事で、Pixel 4でのeSIM利用についての報告がありました。動作確認済端末リストに載ってから契約しようと思っていたのですが、一癖ありそうな挙動ではあるもののどうやら一応使えそうだということで、さっそく「Pixel 4 XL」で使ってみることに。


IIJmioがベータ版として提供している「IIJmio モバイルサービス eSIMプラン(ベータ版)」はポストペイ型のeSIMサービスで、ドコモ回線を利用しつつHLR/HSSは自前の物を使う「フルMVNO」という提供形態。だからこそ他のMVNOに先駆けてこういったサービスができるわけですね。現状はデータ通信のみ、音声通話やSMSは不可で、6GB/1,520円のプランとなっています。

申込方法やアクティベート方法については以下の別記事にまとめたので、そちらをご覧ください。

利用開始までの流れをざっくり言えば、Web上で申込→数分後にメールが届く→QRコードを開く→読み取ればアクティベート完了、という具合でとにかくスピーディー。mioIDをすでに持っているIIJmioユーザーなら会員情報やクレジットカード情報を入力する手間もないので、その気になれば思い立ってから10分ぐらいでeSIMを使えてしまうかも。

APN設定も自動なので、QRコードを読み込ませた後はほぼオート。あえて難点を挙げるなら、申込に使った端末の画面にQRコードを表示させて、eSIMを使いたい端末で読み取るという流れが一番スムーズなので、複数台持ちの人でないと出先で必要な時に契約するのは難しそうです。

何気に、個人向けのポストペイ型で公式に提供されているサービスとしては、今のところIIJmioのフルMVNO契約を一番手っ取り早く試せるプランはこのeSIMベータなんですよね。キャリア表示がIIJになるのがかっこいい……そして、国内キャリアはみんな「4G」表示になってしまったピクトが「LTE」表示なのもかえって少し新鮮(海外キャリアなども見るとLTE表示のほうがスタンダードなようですが)。

Pixel 4やPixel 4 XLでは、物理SIMとのデュアルSIM運用もできます。ただ、組み合わせや設定によって通話中のデータ通信ができないケースがあるそう。


そんなわけで、eSIMで遊ばないときは普通に物理SIMだけで使う、あるいは月末にデータ容量が足りなくなった時だけ使うなんて方もいるかもしれません。そこで要注意なのが、使わないときのeSIMの扱い。

端末から消去してしまうと次回使う際にアクティベーションコード(QRコード)の再発行が必要になり、これは物理SIMの再発行と同じ扱いで3,000円の手数料がかかります。間違っても「SIMを消去」はせず、オフにするだけにしておきましょう。オフにしている間は物理SIMだけが入っている時と同じように動作します。

おまけ:IIJmioのフルMVNO回線でスピードテスト

以下、余談。特にeSIMだからという話ではありませんが、たまたま通信テストを兼ねて速度計測をしてみて驚きました。


土曜の深夜という整った条件ではありますが、MVNOでこんな出ることあるんですね。フルMVNOと通常契約(ライトMVNO)で帯域が分かれている?ということもないでしょうし、機会があれば両方のタイプのSIMで比較してみようと思います。

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