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ポケベルも、iモードも。携帯電話業界の平成が終わる日

2019年9月30日は、日本のモバイル史に残る2つの大きなサービスが幕を下ろす日になりました。日本最後の個人向けポケベル(※1)であった東京テレメッセージのぺージャー(マジックメール)がサービス終了。

そして、これまた一時代を築いた「iモード」は今日で受付終了です。iモードはあくまで受付が終わるだけなので、契約中の人はもうしばらく使えるでしょう。終了日もまだ決まっていません。

ポケベルやiモードが本当に歴史の1ページになってしまう、携帯電話業界の「平成の終わり」は今日なのかもしれない……そんな感傷に浸りたくなる日である一方で、キャリアも振り回されてユーザーも得をしない、無理解な役所の横槍のおかげで業界そのものが何度目かの終わりを迎える日でもあります。

同じ過去帳入りでも有終の美を飾った彼らとは雲泥の差、またしても競争促進の御旗のもとに競争を阻害される暗い空気が漂います。

雲行きの怪しさで言えば、(建前上は)10月からサービスインすることになっている第4のMNO、楽天モバイルもなかなかのもの。あれは不遇というより、むしろ手厚い保護を受けながら胡散臭く薄っぺらい理想を語っていて実態が伴っていないという感じですが……。なにはともあれ、またしても激動の季節がやってきそうです。

※1……正確にはポケベルはドコモの商標なので適切な呼び名ではありませんが、便宜上。

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