
美しいY字型フレームのフラッグシップe-bike、「BESV LX1」をゆるっと解説
e-bike専門ブランドのBESV(ベスビー)は、ロードバイク、クロスバイク、ミニベロ、MTB(ハードテイル、フルサス)とさまざまなタイプのe-bikeをラインナップしています。そんなBESVのフラッグシップモデルが、この「LX1」。



見てください、この流線型のY字型フレーム。既存のカテゴリーからはかけ離れた車体でIT企業の作った自転車らしいユニークな考え方ではあるものの凝った造形で、なにより先進性を感じさせます。2013年発表なので実は6年前のe-bikeなのですが、最新モデルと言われても信じてしまうような未来感があり、異彩を放っています。


バッテリーはフレームに収納され、ディスプレイやライトもすっきりと組み込まれています。キーをひねって電源を入れる操作はまるでオートバイのよう。都会派なデザインのフレームに、サスペンションフォークやMTB系のDeore XTがアッセンブルされているのはやや意外な組み合わせですね。これだけ凝った作りなので、車重は24.2kgとさすがに少々重め。


BESVにはドライブユニットにシマノSTEPSを採用している車種と独自ユニットの車種がありますが、LX1は独自。リアハブ内蔵型のモーターで、航続距離は85kmです。BESVの独自ユニットの特徴としては、アシストの強弱が変わる3段階のモードに加えて「スマートモード」という自動で出力を調整してくれるモードがあるのが便利ですね。
気になる価格は39.8万円(税別)。2019年9月現在、日本仕様のカラーバリエーションはレッド、ホワイト、グレーの3色です。公式サイトの説明画像に使われているオレンジも鮮やかでかっこいいのですが、残念ながら今は手に入らないようです。
Source: BESV