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楽天の「巻き取り」に期待して、駆け込みでDMM mobileを新規契約してみた

10月1日から「段階的に」MNOとしてのサービスを開始する楽天モバイル。サービス開始まで1ヶ月半を切りましたが、基地局整備の遅れで早くも総務省から行政指導を受けていたり、ローンチ時点で使えるユーザーはごく一部だという話が聞こえてきたりと、どうも雲行きが怪しくなってきましたね。

私は参入決定時から「楽天にまともな通信事業はできない、インフラとしての通信を何もかも軽視しすぎている」という考えなので、参入直前になってもご自慢の仮想化やクラウドネイティブネットワークの話しかできない、もっといえば4Gも怪しいのにその先の5Gの絵空事しか語れない彼らの実情が厳しいとしてもまったく意外ではありません。


楽天モバイル参入で何かが変わるなんて浮ついた期待は一切していないのですが(もし変わるとすれば、これありきで歪められてしまった物事の悪影響が出る程度でしょう)、だからこそ、この「通信事業者としての自覚がない事業者」のサービスが一体どうなっていくのか、怖いもの見たさでの興味は人一倍にあります。

ユーザーとしてそれを体験してみたいけれど、使い物にならないのが目に見えている上に応援する気にもなれないのですから、進んでお金を払おうとは思えません。そんな野次馬根性あふれる人には、「今のうちにMVNOの楽天モバイルを契約しておく」という方法がおすすめです。既にMVNO契約者の自社回線への移行スケジュールも発表されています(リンク:公式サイト)。


しかし、ひねくれ者なのでもう一捻りした方法で楽天モバイルを体験するための種まきをしておくことにしました。それは、「楽天モバイルに買収されたDMM mobileを契約しておく」という方法です。DMM mobileはdocomo網のMVNOで、DTIなどと最安値争いを繰り広げてきました。9月1日付けで楽天モバイルに事業譲渡されることが決定しています。

DMM mobileの最安プランは「ライト」で、データ通信専用なら440円/月。ただ、これは低速通信専用のプランなので、その次に安い480円/月の1GBプランを申し込みました。もっとも、巻き取り時にこのまま行けるとは考えにくいので、あまり吟味しても仕方ないかもしれませんが……。受付終了直前にも関わらず新規契約手数料の無料キャンペーンを続けていることにも注目。

DMM mobileユーザーの処遇についてはまだ発表されていませんが、MNO参入直前にわざわざ買収した楽天側には「苦しい展開が予想される参入当初に、手っ取り早い方法でユーザー数を稼ぎたい」という意図があるはずです。そもそも、(旧楽天モバイルの既存ユーザーも含めて)このままdocomo網のMVNO事業を半永久的に続けていくことが許されるとは考えにくく、いずれは自社網への巻き取りを行うことになるでしょう。

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