
「解約する」というと1年間1000円引きが提案されるSoftBank Air、ウワサは本当だった
夜間(20時以降)の一律制限の酷さや元々の通信速度の遅さなど、何かと評判が悪い「SoftBank Air」。うちにもバックアップ回線として1台置いてあるのですが、最近はほとんど使わず不要になったので、解約するついでにあるウワサを検証してみることにしました。
そのウワサとは、「SoftBank Airは解約しようとすると1年間の割引で引き止めてくる」というもの。SNSやほかのブログでもいくつか報告が上がっていますが、結論からいえば本当でした。
解約希望の電話をかけると解約の理由や乗り換え先などを聞かれ、一度保留になったあと割引の提案が。内容は、1,000円引き×12ヶ月というものでした。この割引を受けることによる新たな期間拘束などはないとのこと(いや、あったらいかがなものかと思いますが……)。
解約希望者に一律で案内しているわけではないかもしれないので参考までに状況を書いておくと、利用開始から1年ほど経過したレンタル契約の回線で、利用機種はAirターミナル3。解約理由は「通信速度が遅い。仕事に出ているので平日は夜しか使わないが、その時間帯が特にひどく使い物にならない」、乗り換え先はWiMAX 2+(UQコミュニケーションズ)と回答しました。
総額12,000円の割引というのは一見魅力的にも思えますが、ややズレた提案ではないかと個人的には思っています。料金は競合サービスと比べて特別高いわけではなく、品質が弱点のサービスですから、我慢できず解約すると言っているユーザーに対する提案としてはちょっと……まあ、利用環境によっては「4,000円台でこれは許せないけど、3,000円台ならまあいいか」というのはまだあり得るかもしれませんが。
「言ったもん勝ち」のような裏メニューで強引にユーザーを繋ぎ止めるぐらいなら、その予算を品質改善に回してくれたほうがよほど健全なサービスではないでしょうか。