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【#わたしのブログ機材】メモリ32GBのThinkPad、18-400mmの超便利ズーム……elibomを作っている道具たち

この7月に始めたばかりのデジタルガジェット情報サイト「elibom(エリボム)」ですが、実はスタートにあたって色々と機材を買い揃えました。ひとつひとつレビューしていこうかとも思ったのですが、既にもっと良いレビュー記事が山ほどあるでしょうし、ここはひとつ「#わたしのブログ機材」と題してまとめて紹介してみようと思います。

ただ、機材のチョイスや他の記事からも察しがつくかもしれませんが(そう見えていることを願いたい)、私はそれなりにブログ歴のあったリターンブロガーです。もし「これからブログを始めたいけど何が必要かな?」という人が迷い込んでいたとしたら、「ブログを始めるのにこんな散財する必要はないぞ!悪い見本だぞ!」ということは最初にお断りしておきましょう。

ThinkPad L390(Lenovo)

ThinkPad L390

まずはPCがなくては始まりません。逆に言えばこれさえあればなんとかなる、かも。私はThinkPad派なのですが、最近X1 Carbonからあえて廉価機のL390に買い替えました。7万円台から買える機種なのですが、選択できる構成の幅がやたらと広く、羊の皮を被ったオオカミ的なマシンを作れるのが面白いです。

私が使っているのは、i7-8565Uにメモリ32GB(16GB×2)、サムスンの512GB NVMe SSDという構成。X1 Carbonは2019年モデルでも16GBまでしかメモリを積めないのでまさかの逆転です。メーカーがサポートしているのは32GBまでですが、国内ではあまり流通していない1枚32GBのメモリを調達できれば64GBも認識できるとか……何に使うかはともかく、ロマンはありますね。メモリが安いうちに挑戦してみたい。

いくらスペックを上げることができても筐体やキーボードは7万円の廉価機と変わらないわけですが、これが意外と悪くありません。筐体は天板や樹脂部分の質感などにXシリーズとの差を感じるところはありますが、キーボードは打鍵感もよく静かで良い作り。現行のX1 Carbonの高級感にはかなわないまでも、X230からX270あたりまでのキーボードよりはこちらの方が好みでした。X240以降のように右端の記号部分の幅が不均等ということもありません。

あえて難点を挙げるなら、ディスプレイは価格なりのクオリティーなので画像加工などは外部ディスプレイの利用をおすすめします。また、1.46kgとモバイルノートとしては重めなので、たまに持ち歩ければ十分な人か車移動が中心の人向きかと思います。

REALFORCE R2 PFU Limited Edition(東プレ×PFU)

REALFORCE R2 PFU Limited Edition

キーボードは「REALFORCE R2 PFU Limited Edition」。3万円ぐらいしますが、PCよりキーボードの方が長く使えますしリアフォならなおさらなので、得られるものを考えればそう高い買い物ではないと思っています。第2世代REALFORCEのなかでも東プレとPFUがタッグを組んだ限定モデルを選びましたが、実は別にHHKB愛好家というわけではありません。黒のボディに昇華印刷(墨文字)、静音仕様とAPC機能の全部入りで45g等荷重という構成はPFU Limited Editionにしかないのです。

また、通常版ではAPCや静音のモデルを選ぶと右上のプレート(LEDプレート)の色が変わりますが、PFU Limited Editionはカーボン調。キーの印字からプレートまで黒で統一されたシンプルなデザインもこのモデルならではの魅力です。

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MX ERGO(Logicool)

1年半ほど使っていて塗装がボロボロ、お見せできるようなコンディションではないので画像は省略。ポインティングデバイスは親指トラックボール派(外ではトラックポイント派)で、長らく愛用していた定番機種の「M570」(M570t)から2017年末に買い替えました。

基本的にニッチなジャンルである親指トラックボール好きとしては、突然の新機種でまさかの「MX」シリーズに属するハイエンドモデル、長年待ち望んでいたBluetoothにも対応、しかもホイールはチルト機能付き!と登場時は大喜びしたのを覚えています。いや、Bluetoothもチルトホイールもマウス派の人にとってはありふれた機能だと思いますが、トラックボーラーにとっては待望の最新機能だったんですよ……。

ただ、塗装の耐久性やボールの取り出しにくさ(掃除のしにくさ)、蛇足な角度調整機構など、使い込んでいくうちに不満も。M570にBluetoothとチルトホイールだけ付けた普及機も出してくれ……!と願いたいですが、普及しないので無理ですよね。贅沢は言いません。

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ThinkVision P24h-10(Lenovo)

モニターはPCと同じくLenovo製をチョイス。「USB Type-Cケーブル1本で映像出力とノートPCの充電ができて、簡易ドック的な運用ができる」ということを重視していたので、希望の画面サイズや解像度で絞り込んでいくとこれに行き着きました。そう高いモデルではないのですが、狭額縁でいい感じ。

D500(Nikon)

Nikon D500

カメラはNikonのAPS-C一眼レフ「D500」を使っています。ハイアマ~プロ向けのAPS-Cフラッグシップモデルというあまり他社にはない(というよりNikonにも数年間無かった)珍しいポジションの機種で、信頼できる道具です。

最近はやりのフルサイズミラーレスも含めて色々な機種を使ってきましたが、私はセンサーサイズへのこだわりや大型センサーへの憧れ、見栄はありません。ある程度の高感度耐性と物撮りに使いやすい被写界深度など、自分の用途に必要なものを考えていった結果、「APS-Cで一番いいのをくれ」という結論に至った次第です。

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18-400mm F3.5-6.3 Di II VC HLD(TAMRON)

上の写真でも装着していますが、最近使用頻度の高いレンズはタムロンの18-400mm(Model B028)。APS-C向けとしては世界初の22.2倍という高倍率ズームを実現したレンズです。約705gとスペックの割には意外とコンパクトなのもいいですね。

「便利ズームなんかつけっぱなしにするぐらいならコンデジ使ってればいいのに」と昔は思っていましたが、レンズを付け替えずにこれ1本でとりあえずなんでも撮れる、そして便利ズームの弱点になりがちな近接撮影も意外とこなせるという万能さに惹かれてすっかり主力に。

なにより、こんな攻めた仕様なのに意外と画質も悪くないんですよ(やや糸巻き型収差が目立ちますが)。「作品」を撮りたいわけではないときの実用系レンズとしては優秀です。

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MRW-S1(SONY)

MRW-S1

最近のThinkPadは分厚い機種ですらSDカードスロットがない(microSDカードスロットのみ)なのがちょっと不便ですね、なくしがちな外付けSDカードリーダーを持ち歩く必要があります。ただ、これを購入した理由は「ノートPCにSDカードスロットがない」というのが半分で、もう半分は速度。UHS-II対応のカードリーダーがあるとけっこう変わるものです……もちろんSDカードもUHS-IIに対応している前提ですが。

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100-DESKL003LBR(サンワサプライ)

サンワダイレクト L字デスク

最後に新調した道具は机。ここで物撮りをしたりオシャレな生活を発信したりするわけではないので、とりあえず作業効率が上がればいいやと、安物ですがL字デスクを導入しました。広くていいですね。普通のL字デスクを置くと狭い部屋には圧迫感があるかなとロータイプを選びましたが、意外としっかりしていて歪みやガタつきも今のところありません。

Amazonレビューを見るとちょっと心配でしたが、指示通りに「最初はゆるめ」でボルトを締めてから組み立てていくのが重要そうです。基本的に棒と板のセットなので、適当な順番で全部いきなり本締めしながら作っていくとおそらくバランスが崩れるはず。あと、私は当たりませんでしたがパーツの初期不良があったという報告が多いので、組み立てる前に一通りチェックしておくのが吉。

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みなさんのブログ機材もぜひ教えてください!

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以上、2019年7月時点でのelibom(エリボム)のブログ機材でした。総額は数えたくないので数えていませんが、おそらく60万円までは行っていないはず。何か変化があったら続編を書きたいですね、次はマクロレンズかな……?

「#わたしのブログ機材」というハッシュタグを作ってみたので、もしご覧のブロガーの方がいたらあなたの機材もぜひ紹介してください!

#わたしのブログ機材(Twitter)

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